業界を概観してみる

広告業界というと、大手広告代理店などちょっと華やかなイメージのする業界かもしれません。しかし、実際にどんな手順を経て広告が世に出てくるかというのは、多くの人にとってはっきりわかっていないものです。広告業界で働きたい、転職したいと考える人にとって、大きくとらえるよりも、自分がそこで何をしたいのか明確にするために、広告に関わる仕事について知っておく必要があるでしょう。広告にも色々あって、定義としては不特定多数に向けて何かをイメージづけたり購買行動を促したりして、世に知らしめるという目的があります。媒体は多様化しており、ポスターや雑誌などの紙媒体、CMやインターネットのホームページバナーなどがあります。身近なところではスーパーの折り込みチラシや新聞広告がそうですし、企業の中には口コミなども広告の一環として用いることがあります。

宣伝効果が最終的にどれほどの利益をもたらすかは不明ですが、宣伝費や広告費として企業はかなりの予算を取ります。リーマンショック以降、広告にかける費用は低下傾向にあると言われていますが、それでもヒット製品は多数生まれています。これは広告が成功している証であり、こうした実例を見ると、自分も広告に関わる仕事がしたいと思うようになるかもしれません。特に自分の印象に残っているという広告がきっとあることでしょう。例えばポスターだとしたら、その色使いやデザインや写真から受けるイメージ、キャッチコピーや起用されているイメージキャラクター、さらには人目につくどんなところに貼られているか、と考えただけでも、幾つか仕事の面が見えてきます。広告は、クライアントからの依頼を受けて、ターゲットを絞込みコンセプトを決め、それに沿ったデザインや内容の広告を作成し、マーケティングデータに基づいて打つのです。

自分が転職して広告に関わるとしたら、どの部分に関わりたいのかを考えてみましょう。一つの広告が世に出てくるまで、多くの人の手を経ていることを考えると、印象に残る広告が必ずしもコピーライターやデザイナーの仕事だけによるものではないことがわかります。また、クライアントが予算をつけただけの費用対効果があるかどうかも大事なところです。責任ある大きな仕事ですから、普段から自分の着眼点やアイディアなどを鍛えておくことは大切でしょう。どの分野で自分のキャリアやセンスが活かせるか、しっかり考えて転職活動に臨みましょう。

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